
離婚は遺伝するって本当?
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「離婚は3代続く」という言葉を聞いたことがありますか?言葉通り3代に渡って離婚が続くという意味です。
確かに親が離婚している家庭の子どもが、両親と同じように離婚してしまうケースはよく耳にします。元貴乃花親方とフリーアナウンサーの河野景子さんは2018年に離婚しましたが、実は貴乃花親方の母も兄も息子もみんな離婚を経験していてバツイチ。
親が離婚していると子どもも離婚しやすいと言いますが、果たしてそれは本当なのでしょうか。
離婚遺伝子の可能性
現時点で100%自信を持って「離婚は遺伝する」と証明出来る科学的・医学的根拠はありませんが、スウェーデンのある研究によると、アルギニン・パソプレシンという人間の体の中にある体の水分を維持してくれるホルモンが少ないと離婚する可能性が高くなると言われており、「離婚遺伝子」とも呼ばれています。何だかピンと来ない話かもしれませんが、遺伝子による離婚の影響は実は50%くらいしかないという見解もあります。
では残り50%はどこに原因があるのでしょうか。それは育った環境によるものだとされています。
環境による影響
親の離婚を経験した子どもは精神的に不安になりやすく、人を愛するということに臆病になったり疑問を抱くようになるそうです。たとえ誰かと結婚したとしても、夫婦仲に亀裂が入った場合「合わないのであれば離婚すればいい」と離婚に対するハードルも低くなってしまいます。
ですが離婚した親の子どもがみんな離婚するかといえば、必ずしもそうではありません。両親が離婚していても、離婚せずに幸せであたたかい家庭を築いている人たちはたくさんいます。
結局は本人次第と言ってしまえばそこまでですが、親の離婚が子どもの将来に悪影響を与えないよう、育てる親が配慮しながら接することで離婚の可能性を下げることは出来ます。
自分が離婚したからといって、「嫌だったら離婚すればいい」なんて一方的な価値観はどうか子どもに押し付けないでほしいと思います。たとえ片親であっても親から大切にされていると子どもが感じることが出来るように、物事や結婚に対して歪んだ感情を持つことのないように、十分な愛情と思いやりを持って向き合ってあげることが大切です。
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