
離婚後のペットに対する養育費は貰えるのか?②
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前回の記事続きで、今回の記事では「離婚後のペットとの面会交流について」や、「どちらが引き取るか揉めた場合」についてお伝え致します。
ペットを引き取ることができなかった場合、ペットとの面会は可能か?
子供との面会交流権は法律上に認められた権利ですが、ペットの場合は養育費と考え方は同じで、ペットと面会交流をさせるように相手へ強制することはできません。
しかし、子どもの場合は養育費の支払いと引き換えに面会交流を認めるような取り決めは認められていませんが、ペットの場合は「毎月ペットのエサ代を負担するので、月に何回か会わせてほしい」といった交渉は可能です。
どちらが引き取るか揉めた場合は?
ペットの問題を夫婦間の話し合いでは解決できないときは、財産分与の問題のひとつとして、ペットのことも調停や裁判で争うことができます。
その際は、下記を参考にどちらがペットの所有権を取得すべきかを判断されます。
①ペットがどちらに懐いているか。
②今までの飼育状況。
③どちらが飼育費の負担したか。
④離婚後の飼育環境や、飼育者の経済力。
なお、合意した内容は、後々争い事にならないよう書面に残しておくことをお勧めいたします。
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