
離婚後のペットに対する養育費は貰えるのか?①
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子供の様に大切に育ててきたペット。
離婚することになり、もし愛犬を引き取った場合、養育費を貰うことができるのでしょうか?
今回は、ペットに関する養育費について解説していきます。
ペットにも親権はある?
子供の場合離婚後に夫婦どちらが子供を育てるか?という権利である”親権”という権利がありますが、あくまでペットの場合は”所有権”となってしまい法的には「モノ」と扱われてしまうが現状です。
ペットの所有権はどうやって決めるの?
ペットの所有権は、住んでいる家や車と同じように”財産分与”として離婚の話し合いで決められます。また、ペットの所有権はいつから飼っていたかが重要となり、仮に元夫が結婚前に飼っていた場合は元夫が所有権を持ちますが、結婚後に飼い始めた場合は財産分与の対象となります。
ペットの養育費は請求できる?
ペットを育てるのにも、毎日のエサ代や予防接種などの費用など何かとお金がかかりますが、飼育費用を相手側に請求することはできません。
例えば、財産分与で車を受けったらガソリン代や車検代、自動車税の維持費用は受け取った人が負担すべきものです。それと同様に、ペットも財産分与として自分が引き取ったのなら、費用や世話はすべて自分が負担しなければなりません。
次回の記事では、「離婚後のペットとの面会交流」や、「どちらが引き取るか揉めた場合」についてお伝え致します。
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